ピザ屋さんの悪態日誌 -6ページ目

こだわりの 「底」

広島カープの野村選手が2000本安打を達成したそうです。


野球好きとしては、大変すごい記録なので感服しきっております。(注:僕は野球ができません)


皆さん、こんばんは。 団体競技が苦手で個人競技ばかりしていたのですが、


中途半端な記録すら作れないピザ職人です。 (ガンバルって何なんだ・・・・・)




さて、当ブログはピザ屋で起こった事が当初のテーマなので、今回はそれに準じます (ようやく)


他の飲食店同様、我がピザ屋も材料を仕入れて、下処理(?)をし販売しているわけですが


仕入れの際、材料を持ってくる納品業者と接触します。


大概の方は丁寧に対応してくるのですが、この世の中には例外というのが多々存在するのです。


とある業者に、材料関係ではなく、マーケティング担当の人がいます。(販売戦略の提案)


ある日、僕はその人がお昼くらいにピザ屋でオーナーと話をしにくるというのを聞き、


「きっとその人は、パリッとしたスーツを身にまとい、できる男の雰囲気を漂わせてるんだろうな。 ペッ」


と大変楽しみにしながら待っておりました。 (決してひがんでるわけではないのです。)


そして昼になり、僕は店のフロアを弱弱しい清掃道具を使い、微妙なチカラ加減で掃除に励んでいると


みずぼらしい服を着たまるで、ムツ○ロウを彷彿させる老人(愛想なし)が店内に入ってきました。


僕はお客さんだと思い、「いらっしゃいませ」 と言おうとしましたが、 「いらっ」 でさえぎられ



「オーナーおる?○○マーケティングのモンやけど」 (イメージが崩れ去った瞬間)



なんて輩でしょうか。彼にとって当店は営業先。敬語を使うのは当たり前なのではないのでしょうか。


しかし、僕は紳士なので 「界王拳」 を発動させるのを我慢し、オーナーのところへ連れていきました。


オーナーにこの初老の男を引き合わせ、僕は再び最弱の清掃道具を手にしたところ、オーナーに


「(ムツに)お茶入れてくれ」 と言われ、またまた 「界王拳」 を発動させるのを我慢してお茶をつぎました。


しかし、この男はノーリアクション。これはいかんせん腹が立ちました。そこで僕は



お茶をコップ目一杯まで注ぎ、こぼれやすいようにしました。(僕なりの「界王拳」なのです。)



ちなみに界王拳とは、ドラゴンボールの主人公、孫悟空の攻撃技です。


余談ですが、僕は小学生の時、本気でかめはめ波が出せると思い、気を溜めた事がありますが


そんな僕を見た母のこの一言で正気に戻りました。



「アンタ、どっか痛いとこでもあるんか?」

(いや、かめはめ波を・・・・・・・・)




余談はさておき (ナンダカンダで余談が好きなのです) この男、オーナーにはさすがに敬語を使う


だろうと思っていたのですが、困ったことに誰にでもタメ口なのです。 (もう帰りなさい)


二人が話し込むこと30分(ぐらいだったと思います)、男は乗ってきた車に資料を取りにもどりました。


僕はすかさずオーナーに話かけました。(以下やりとり)


僕 : 「あのオッサン、えらい態度でかくないですか?」


オ : 「あ~。あの人は社長らしいからなぁ。ああいう口癖がぬけへんのやろ」


僕 : 「そんなもんなんですかねぇ・・・。それで何か(備品)買うんですか?」


オ : 「ああ、ピザ入れるバックを買おうと思ってな。何かそういう商品も取り扱ってるらしいわ。」


僕 : 「もうボロイですもんね~。でもあのオッサンから買うのって何かシャクじゃないですか?」


オ : 「・・・ハハハ。ええんや。とりあえず、波風たてんようにして話しとかな



あとでマケテもらえんやろ?」

(門前払いしなかった理由、ここにあり)



そうです、ウチのオーナーは経費にとことんお金をかけません。 (ケチなのかもしれません)


材料も「どうやったらこの値段で仕入れるんやろ?」 と他の業者さんが言うくらい


やりくり上手なのです。(頼むから清掃道具くらい買って下さいってば・・・・・・)


話してるうちに先ほどの男が戻ってきたので、僕は仕事に戻ろうかと思いましたが


オーナーがタバコでも吸いやと言ってくれたので、その言葉に甘える事にしました。


そして僕がタバコに火をつけた瞬間、横に座った男は商談中にもかかわらず



タバコに火をつけ一服し始めたのです。

(オマエは仕事せんかい)



ウチを喫茶店と間違えているのでしょうか?男は満足気な顔で、会話を進めていきました。


その会話の流れを聞いていると、どうやらこの男からオーナーは商品を買うようです。


そして、商談が終わった後日、オーナーがその男に電話をかけていました。


どうやら値段交渉しているようです。しかし、あの男も社長という立場にいる人間なので


一筋縄ではいかないでしょう。僕はオーナーがどのように交渉するのかその場で聞いていました。



「○○さん、こないだの(ピザを入れる)バック、底値ナンボですのん?・・・・ええ、ええ、はぁ。


わかりました。ホンマにそれが底値ですよねぇ?じゃあ、



その値段(底値)で売って下さいよ」

(えらいザックリいくんですね・・・・・・・)



・・・・何ともわかりやすい交渉です。もっとテクニカルなものだと思っていた僕は少しびっくりしました。


相手の男は、少しそれに難色を示したようなので、さらにオーナーはたたみかけました。


「いや、その値段じゃないと買えないっすわ。無理です、無理無理。他店舗でも買おう思ってるし


他のお店のオーナーも紹介してますやんか。だからね、



その値段(底値)で売ってくださいよ。」

(ゴリ押しとはまさにこのことですね・・・・・・)



こないだの態度とは打って変わるオーナー。やはり経費にはシビアなようです。


そしてオーナーは電話を切り、別のところに電話をかけました。 (交渉は?)


その交渉が成立したのはさだかではありません。(途中でメンドクサクなって聞くのを止めました)


その後、ピザを入れるバックを買うには買ったのですが(底値で)、あの男から仕入れたのかは謎です。



「オーナーと交渉する業者はたまったものではないな」


と僕は密かに思い、清掃道具を片付けるのでした。(その後、清掃道具は天に召されました・・・・・)




掃除機も底値で買って下さいってば・・・・

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「もしバトンをもらったら」

前回記事で、いささか硬い事を書いてしまい、無駄にハードルを上げてしまったことを後悔しています。


見事に自分の逃げ道を塞いでしまい、四苦八苦する今日この頃です。 (これぞ自爆です)


皆さん、こんにちは。 そろそろ母が何かしでかさないかと期待するピザ職人です。(他力本願)


さて、小旅行から帰還し、色んなブログを巡回していたのですが、


なにやら、「バトン」 という名のアンケートがまわっているらしく、まわされた人は


そのアンケートに答え、さらに5人の友人に回さなければいけないという


「不幸の手紙」 のようなものだそうです。 (実にメンドクサそうです)


で、僕はそのアンケートに健気にも答えてあげている読者さんのブログを見ていたところ


その方もバトンを渡していました。 (律儀ですね。感心します)


はて、誰に渡すのかと画面を下へスクロールさせていくと、順番に名前が連ねていて



・・・・・・ピザ職人さん。 (僕と同じ名前ですね)



と表記されており、リンクをたどると見事に当ブログに到着したのです・・・・・・・。



yunto さん、ご指名ありがとうございます・・・・・。

(「書け」ということなのですね・・・・・・・)



もちろん、僕はフェミニストなので程なく了承しました。 (紳士たるもの断れぬ・・・・)


さて、このバトンのテーマは 「コミック」 だそうで、これに関する5つの質問に答えればよいそうです。


では恐縮ですがまいりましょう。



◇Q1:あなたのコミックの所持数は?


一時期、山のようにありましたが、処分に処分を重ねて現在80冊ほどです。(推定)


ちなみに、僕が小さい時に買った漫画に、ウチの母は片っ端から



名前を書いていきました (商品価値、消滅)



◇Q2:今読んでいるコミックは?


現在集めているのは複数ありますが、一つだけ紹介します。 (長くなりそうなので)


             

                         

                         著者: 尾田 栄一郎
                        タイトル: One piece (巻1)

週間少年ジャンプに連載されている超有名漫画です。ご存知の方も多いと思います。


主人公であるルフィが仲間を集めながら、海賊王を目指しガムシャラにガンバルという物語ですが


淡々と物語が進むのではなく、中には感動もあったり、様々な複線が貼ってあったりなど


最新話を読んでもまだまだ先がわからないストーリーとなっており


非常に優れた内容です。有名ですが、あえてオススメしておきます。 


ちなみにこれには母によって名前が書かれておりません。 (危ないところでしたが・・・・・)



◇Q3:最後に買ったコミックは?


                        
                        著者: 岸本 斉史
                     タイトル: NARUTO (巻ノ1)

最新という意味にとらえて回答いたします。(ちなみに買ったのは最新刊です)


これは、ピザ屋の先輩が 「もう読まんから、いる?」 と言われ、もちろんいるというと


「じゃあ、1巻~4巻まで800円でええよ」 とタダではもらえなかった商品です。(まさか売るとは・・・)


ストーリーは未熟な主人公ナルトが、様々な戦いの中で成長していくという


わかりやすいものです。これもアニメ化され、有名ですね。 (アニメは見てませんが・・・・・)


忍者モノには非常に興味があるので、ハマってしまいました。 (NI○KUは見てません)



◇Q4:よく読む、または思い入れのあるコミック5つ


5つとありますが、記事の関係上3つとさせていただきます。 (むしろ5つもないです)


まず、3位


                           
                           著者: 西森 博之
                         タイトル: 今日から俺は!! (1)

週間少年サンデーで連載されていたものです。ストーリーは金髪の三橋とツンツン髪の伊藤が


ちょっと悪いヤンキーさんたちを懲らしめるというものです。(痛快・ヤンキーバトルです)


ちょっとした人情もあり面白いのですが、ヒロインがあまりかわいくない(むしろ女性全員)のが


残念な漫画です。 (このような理由で印象に残っております)



次に2位


                             
                              著者: 古谷 実
                          タイトル: 行け!稲中卓球部 (1)

ご存知の方も多数いらっしゃるかと思いますが、これは見事な出来の漫画です。


内容は笑いオンリーですが、そのセンスたるや脱帽します。


独特の間、キ○ガイを思わせる発言、そして何が何でも下ネタ。(ここが最も重要)


もはや僕が説明するのはヤボです。読んでない方はぜひ一読してみて下さい。


そして、第一位は!!


                     
                          著者: 鳥山 明
                    タイトル: ドラゴンボール 全42巻

僕の中で、最も記憶に残る漫画です。もはや説明する必要もないでしょう。


理不尽な程にエスカレートする孫悟空の強さ。それに理不尽なまでに嫉妬するべジータ。


さらに理不尽なまでになぜか弱く描写されているヤムチャ。(そしてチャオズ・・・・・)


様々な謎を残す漫画でございます。買って損はありません。


ちなみに、前述した 「母によって名前を書かれた漫画」 は



このドラゴンボールです (名作に傷が・・・・・)



◇バトンを渡す5人


実はこの質問さえなければ、非常にありがたいのですが・・・・・・。 (存在意義否定)


聞かなかった事にはできないのでしょうか・・・・・・。 


仕方ありません。やりましょう。(むしろここで止めたらバチが当たりそうなので・・・・)


「頼むは一時の恥。頼まずは一生の恥です」 (恥でも一向にかまいませんが・・・・・)


ちなみに僕が依頼しようと思っている方々、このバトンは一方的に処分してもかまいませんので。


では紹介していきます。 


・イモホリさん(伝説のイモ畑


文章テクが非常に優れたツワモノ。当ブログは彼の影響を強く受けております。

独自の世界観を持っているので、読んでいる本も非常にユニーク(だったと思います)


                       どうかお許しを



・地雷さん(葡萄園のひとりごと


ブログを始めて間もないですが、早々とレベルアップしていっております。

読んでいる漫画も非常に多く、その中でどれがお気に入りなのかが気になります。


                       どうかお許しを



・emiさん (ディズニーnavi日記


当ブログにコメントを残してくださる優しい女性。「アメとムチ」 の使い方が非常に上手です。(ムチ多数?)

お子さんをお持ちなので、もしかしたら漫画を読んでいるかもしれないと思い紹介させていただきました。


                       どうかお許しを




・かんこさん (ほんばろめ!!


ブログランキングで浮いている当ブログにやってこられた心優しい女性。(と僕は思ってます)

少しデリケートな方だとお見受けしたので、紹介するのには戸惑いました。(どうか僕を助けて下さい)


                       どうかお許しを



・発掘屋さん (逍遥録 -衒学城奇譚ー


前回記事にコメントを下さったアツイ男性。 これも何かの縁ですので、どうか僕を助けて下さい。


                       そしてどうかお許しを




以上です。しかし、あくまでこれは形式的なものですので、無視していただいても大丈夫です。



いや、むしろ無視して下さい。

(最後の質問は見なかったことにして下さい・・・)



皆さん、バトンはもう渡さなくてよいですよ

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ブログ研究記 ~土台編~

梅雨の時期なのに、えらく晴れ上がってますが、水不足のニュースはあまり聞かれません。


若貴問題でかき消されてるのでしょうか。 (つい気になって見てしまいます)


皆さん、こんばんは。 たまには 「おはようございます」 と言いたいピザ職人です。 (夜型人間です)



注意!! : 今回は大変重い内容となってます。シンドイ方は余計シンドクなります

         テンションが高くなってる方、ガタ落ちする恐れがあります。

         それでもよいなら、一読していただけると幸いであります。

          それは避けたいと思われるなら、読まない事をオススメします。



今日はせっかくブログを書いているので、ブログをテーマに進行していきたいと思います。


当ブログの趣旨は、ネタで笑っていただくというものですが、 (スベりも多々ありますが)


ブロガーの皆さんは、自分のブログのテーマって決めていますか?


色々なブログを巡回していて最も多いのが、「日記」 ですね。


僕としては、この日記が最も難しいのではないかと思います。


日々起こる出来事を、文字に起こして書いていけばそれでよいのですが


例えばよくある 「面白かった出来事」。 この場合、内容が「友人が言った(行った)珍発言(行動)」


の時、純粋に言った・行った事がシンプルでわかりやすければ書きやすいのですが、


そうではなく、「絶妙の間」 が面白かったり、その友人のキャラではない発言が面白かったり


すると、説明文に力を注がねばなりません。 (僕はこれのせいで書けないネタが多々あります)


しかもそれを書いている内に力尽きる事もありえます。 (僕も多々あります)


なので、「面白く書いたるでぇ!!」 などと当初の意気込みはどこかにいってしまうのです。


ゆえに、徒然なるままに書くのも一苦労なわけです。 (だから難しいのです)


僕は一つの記事を書くのに一時間くらい要してしまうので、ちょっとした意気込みがないと


すぐだらけてしまいます。 (書いた後の達成感はとてもキモチイイです)


見ていただければわかると思いますが、当ブログは文章が長く (むしろ長ったらしく) なってます。


ブログ開設当初は何も考えず書いていたので、何も思うところはなかったのですが


こう長文が続くと、「長文でなければならない」 というわけのわからない強制力が働き


結果、毎回長文になり、現在に至ります。 (強制力には勝てません)



少し話がズレましたが、日記とはシンプルでとっつきやすいものですが


その奥は深く、一癖も二癖もあるのです。


その上、非常に自己満足になりやすいというリスクも背負ってます。 (僕はリスクに食われてます)


これは、「アクセス数を増やしたい!」 と思ってない方なら、全く問題ありません。


しかし、ブログを始めると 「もっとたくさんの人に見てもらいたいな」 と思ってしまいます。


極端な例ですが、「今日はこんなことがあって、こんな事がありました。・・・楽しかったです。」


という記事があるとしましょう。 そこが一つのテーマにのっとっていればなんら問題はありません。


具体的には就職活動・仕事・趣味・グルメ・育児など。(話題の引き出しが少なくてすみません)


そのジャンルの事を知りたい人であれば共感してくれる事でしょう。


しかし、単に日常のことを淡々と書くだけに留まれば、どうでしょうか?


日記というのは、知ってる人が書いてあるのを覗くのが楽しいのであって、


全然知らない人が書いてある日記は、関心が薄くなって当然です。


例えば、あなたがとあるHPの常連になり、とてもそのHPが好きになったとします。 


ある日、そのHPの運営者が日記を始めたとしたならば、もともと好きなHPなので


その運営者の日記に興味がいくのは、言ってしまえば必然の流れでしょう。


しかし、なんらかのキッカケで全く知らない人の日記に訪問した時、


上記のような 「テーマがない知らない人の日常を淡々と書かれた文」 を見た時、どう感じますか?


おそらく、「ふーん。へぇー。」 で終わってしまい、次はないでしょう。


ですので、テーマのない日記で、次も来てもらうためには、淡々と書いていたのでは


ダメだということです。 (注:自分の事は完全に棚に上げています。ご了承下さい)




以前、当ブログでお褒めの言葉をいただいた、「破壊王 」という記事があります。(ありがとうございました)


これは事故を起こした後輩のお話なのですが、これを端的に書いてしまうとこうなります。


「一年くらい前に、後輩Tがピザ屋のバイクで川に転落しました。僕はそれを見て


コイツは寝てたんや。と思ったんですが、彼はそれをすぐに明かさず、その半年後に明かしました。


なんですぐ言わなかったのかよくわかりません。変わった男ですねー。」


どうでしょうか?まさに 「ふーん。へぇー」 な内容だと思います。


これで次も来てくれるのか?いえ、答えは 「もうおなか一杯です」 (訳:もういらないよ)でしょう。




アメーバブログに 「実録鬼嫁日記 」 という超有名ブログがあります。


夫であるカズマさんが、奥さんにしいたげられるという内容でありますが、


奥さんの言動や、そのときのカズマさんの心情、ツッコミ。これらを事細かく書かれているので


大変面白く人気の要因となっているのだと思います。 (あくまで僕の意見ですが・・・・・)




なので、通常の日記を単に書くだけではなく、その時の感情や状況を説明して


それらをわかりやすく伝える事によって、「タダの日記」 が 「おもしろい日記」 となりうる


のだと、僕は考えます。


これはあくまで、日記のみを書いていて、常連さんを作りたいと思ってる場合に当てはまる考えで


「日記はついでに書いとんねん」 「アクセス数はどうでもええねん」 という方には当てはまりません。



そんなこんなで長々と書き連ねましたが、僕も至らぬ点はまだまだあります。


正直、この記事を書いたことにより、 「怒られへんやろか?」 「むしろ放置されへんやろか?」 


と思ってます。 (根はものすごいビビリなのです) 


ですが、日記ブログをもっと面白いものにするには、こうすればいいんじゃないかなという思いで


書いてますので、特に誰かを攻撃しているわけではありません。 (攻撃なんてとんでもないです)


少し重く長い記事になりましたが、今回はこれにて終わります。



お疲れ様でした(むしろ申し訳ありませんでした)



(追記)


21日・22日は小旅行のためにお休みします。 コメントの返事はいたします。(ケータイから)


毎日来てくださっている方には申し訳ありませんが、ご了承願いますm(_ _)m




自分で書きながら凹んでまいりました・・・・

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父の絶対防御

今日は父の日であります。 最近のこういった記念日の類は 「第○×曜日」 などで


非常に覚えにくいです。 (何月何日の方がわかりやすいのです)


皆さん、こんばんは。 後輩の 「母の日は何もしてないから、ここは平等に父の日も何にもなしにします」


という言葉に、妙に納得してしまった親不孝者こと、ピザ職人です。 (「曲がった」 平等です)


今回はトラックバックステーションの 「お父さんに贈る言葉」 に挑みたいと思います。


贈る前に、少し我が家の父の事について説明していきます。 (母も登場していますが)


ウチの父は無類の野球好きで、これは昔、野球部でピッチャーをやっていたせいらしいです。


という事もあり、僕ら兄弟が小さい時から野球の事をよく教えてくれたのです。


そんな父の影響からか、僕も非常に野球が好きになりました。 特に長嶋茂雄と王貞治については


なぜか詳しく知る事になりました。


それはこのような流れでした。 ある日、巨人の試合をテレビで観ていると、父が


「長嶋はなぁ、昔すごかったんやで。天覧試合でホームラン打ったり、大舞台に強いんや」 とか

(天覧試合とは、天皇陛下が実際球場で観戦していた試合のことです)


「王はなぁ、世界の王と呼ばれててやな、ホームラン数は歴代トップやねんぞ」 とか。


ええ、この辺は一般家庭でもよくある風景でしょう。 もちろん僕は、「へぇ、そうなんやぁ」


と感心していたわけですが、一回キリで覚えれるはずがありません。 うちの父は



何度も同じ事を繰り返し言うのです (100回以上)



これにはさすがに困りました。ある日、また巨人の試合を観ていると父が


「長嶋はなぁ・・・・・・・」 「王はなぁ・・・・・・・」 とまるでそこに、野球のテキストがあるのかと


錯覚してしまうくらい、同じ事をいうのです。 (一言一句ピッタリなのです)


子供の僕は、それが何となく気になり 「お父さん、それ前に聞いたで」 と言いました。


そこで、一般のお父さんならそう言われたところで笑い飛ばすでしょうが、うちの父は違います。


急に不機嫌になった父は、試合が盛り上がっている場面にも関わらず



TVの電源を切り、説教モードに入るのです。

(あれ?何か悪い事言いましたか?)



父はこういいます。 「オマエはな、一回聞いた話であろうがそんな言い方はないんとちゃうか?」 と



じゃあ他に何て言えばええのんですか!?

(「お父様、それは以前おっしゃりましたよ」か?)



しかし、キレてしまってはマズイと母は思ったのでしょうか、以前から僕にこのような事を言ってました。


「お父さんは高血圧やから、怒らせたらポックリいってまうから、アンタきれたらアカンで」 と。


さすがにポックリいかれては困ると幼心で理解したのでしょうか、僕は


「宿題があるから、部屋に戻ります。」 (ナゼか敬語) と言い、その場を後にしました。(ポックリ防止)


キレどころがよくわからない父ですが、同じ事を言ったという指摘には牙をむくようです。(意味不明)


というわけで、僕は一度も父にキレた事がないのです。 (母の脅迫効果により)


死を盾にすることによって、僕の反抗期は見事に抑えられました。


時間は流れ、僕が翌年ハタチを迎える年に、父とこのようなやりとりがありました。


父 : 「兄ちゃん(僕のことです)も来年でハタチか。早くも成人式やなぁ。」


僕 : 「やなぁ。」


父 : 「成人式は同級生が集まるから、楽しいやろなぁ。」


僕 : 「やなぁ。」


父 : 「おお、そうや。成人式の時のためにスーツ買ったらなアカンなぁ。」


僕 : 「・・・・・・・・・・」



何ッ!!?? (エサに釣られた瞬間)



ここで僕は、今まで話を流していたのをやめ、父に媚びる事にしました。 (実直な人間の行為)


しかし、なるべく平静を装い、それとなく自分が欲しいと思っていたスーツをアピールすることにしました。


僕 : 「買ってくれるんや。わー、やったぁ。」 ←もはや平常時の僕ではありません。


父 : 「そら一生に一回やし、就職活動の時も使えるようにそれなりのモノ買っといた方がええやろ。」


僕 : 「実はな、前から欲しいスーツがあるねん。値段はそこそこするけど、モノはええみたいやねん。」


父 : 「ほんならそれにしぃな。お金の事はお母さんに言うとくから」


僕 : 「・・・・・・・・・・・・」



何ィ!!?? (エサが遠のいた瞬間)



母はヤバイです。普段はお金に関してあんまりものを言わないのですが、こういうときは至ってシビア。


父との交渉は形式上のもので、実際には母を説得せねばならぬのです。 (7割負けます)


ほとんどうまくいかないので、いわゆる 「落としどころ」 を見つけるのが大変です。


しかし、いつも 「落としどころ」 より少し悪い条件で交渉成立するのです。


ここで過去のお小遣い支給例を挙げてみましょう。



(以下、ピザ職人の一ヶ月のお小遣い推移表)


小4・500円 : 駄菓子すら買うのに躊躇する。貧困のあまり母に交渉。(ニラマレル)


小5・600円 : これで十分だと母は言う。しかし100円UPでは貧困は変わらず再び交渉 (ニラマレル)


小6・1000円 : 目一杯やと母は言う。しかし、周りの友人の平均小遣いを余裕で下回る (ナキネイル)


中1・1500円 : サービスやと母は言う。しかし物価の上昇についていけず貧困。 (ヒキコモル)


中2・2000円 : 文房具代も込みやと母は言う。70円の消しゴムしか買えない。 (カリイレル)


中3・2500円 : もう無理やと母は言う。もう無理やと僕は言えなく、思うに留める。 (アキラメル)


(以上、涙の推移表・完)



この実態を父は知りません。ですので、僕のスーツも危ういのです。 しかし母はその時は妙に気前がよく


「お父さんがそう言うんやったら、ええで。」 と了承したのであります。 


さらに時は流れ、成人式の一ヶ月前。 田舎に住む母方の祖母から、成人祝いにと現金をいただきました。


金額は10万円、さすがにこれは多いのではないかと思い、祖母に電話したところ


「それで何か好きなもんでも買いんか」 と非常に優しい言葉をいただき感謝の意を伝え電話をきりました。


一気に懐が温かくなった僕は、使い道を考えましたが、スーツは買ってもらうという約束なので


スーツ用のコートでも買おうかなと思っていました。


しかし、その電話を終えた瞬間、悪魔(母)が詰め寄ってきました。そして一言こういったのです。



「スーツのお金、その10万から出しや。」

(は、話が違うやないか!!!!!)



そんなバカな。あなたは自分の息子の成人式に一銭たりとも出さないというのですか!!


色々問い詰めましたが、どうにもこうにも仕方がないとの一点張り。耐え切れずに父に直談判しました。


しかし、父は約束したときとはうってかわり、知らん顔。僕はブチきれそうになりましたが


どうにもこうにも 「ポックリ」 が脳裏をよぎり、一歩が踏み出せませんでした。 (ナキネイル)


その後、僕の懐に大寒波が訪れたのは言うまでもありません。 (ヒキコモル)


さらに時はたち、今度は弟の成人式の時でした。 僕は成人式なぞすっかり忘れていたので


無関心そのものだったのですが、成人式直前の日、僕は弟と話をしていたのです。


弟 : 「明日成人式やわー。メンドクサイわー。」 (血は争えません)


僕 : 「まぁ、一生に一回やしええやないか。時にオマエ、スーツは?」


弟 : 「ああ、買ったよ。コムサで。」


僕 : 「そうなんや。あ、お金どうした?」


弟 : 「お婆ちゃんからもらった祝儀と、あとオカンにちょっとだしてもらった」


僕 : 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



な、何の仕打ちじゃこりゃ!!??

(は、話が違うやないか!!!!!)



急ぎで母と父に問い詰めると彼らはこう言いました。


母の言い分 : 「アンタの時もちょっと出したったやないの。」 (店までの電車賃。往復580円)


父の言い分 : 「アイツ(弟)は頑張ってたからなぁ。」 (暗に学歴の差を示唆。プライスレス。)


母の言い分は理不尽ですが、父の言い分は妙にリアルでした。(真顔かつ笑顔でした。)


しかし、目に見えた兄弟差別に屈する程、僕はおとなしくありません。


ここはガチコンと言うてやると思い、父に猛抗議しようと思いましたが、寸前で母が



「ケンカになったらアカンで。」(ポックリやで。



と水を差しました。ぬぬぬ、そう言われては言いたいことの半分も言えません。


なので、 「覚えとれよ!!」 と叫び、その場を後にしました。 (ジャイアンが負けた時と同様)


何とも腹立たしい思い出ですが、今となっては過去のお話です。(もう大人なのです)


しかし、未だに父に怒鳴る事はできません。 なので、ここいらで贈る言葉を。



「お父さん、ポックリを盾に使うのは少し卑怯ではありませんか。それと、何でもかんでも



鬼(母)に委託するのはやめて下さい。」

(あなたの嫁は「気分屋」なのですよ・・・)



父の日のプレゼント、忘れてました・・・・

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逆説の男

さてさて、メンテナンスのハズがどうも一週間伸びたようです。


ホッとしたと同時にサボれなく・・・・いえ何でもありません。(聞かなかったことに・・・)


皆さん、こんばんは。 その昔、とあるアルバイトの面接で履歴書の特技の欄を空白にしていたら


面接官に冷たい視線を送られた、何もできない男ことピザ職人です。 (心を見よ!!と言いたい・・・・)


さて、皆さんは宅配ピザを頼む時、どんな感じで喋りますか?


大概の方は、丁寧に喋られる方だと信じておりますが (そうでない方はなるべく丁寧にお願いします)


世の中、そんな方ばかりではありません。


乱暴な口調や、友達と喋っているような感覚で注文してくる人がいるのですが、そんな人に一言



トッピングに毒が盛られても後悔しないで下さいね

(病院で悔い改めるのですよ・・・・・)



と言いたいです。(危険な発言ですが・・・・)


以前もこのような客がいました。


僕が注文の電話を4コール (喫煙中につき、出遅れる) で取って、いつもの決まり文句をいうと


客 : 「ああ、ピザ頼みたいんやけど」 


と言われ、少し頬がピクピクしながらも、まぁよいと思って普通に接客していたのですが


どうもこの客、メニューを持っていないのか、どんなピザがあるのかと聞いてきます。


僕はこう言われた場合、 「好みによりますので、どういったものがお好みですか?」


と、聞き返すのですが、この客は 「一番売れてるのはどれ?」 と返してきました。


「売れてるのはどれですか?」 とは言えんのか!と思いながら


売れ筋のピザ二つを教えたのですが、さらにこの客は


「どっちがおいしい?」 と返事。 ダメだ、コヤツには敬語を使う能力はゼロなのだと判断し


「○○ピザ」 と僕が返したところ、この客は



「俺、あまのじゃくやから、□□ピザにするわ」

(毒を盛ろうと心に決めた瞬間)



「あまのじゃく」 て!!もはや死語ですやん!!と思いながら、ムカついた僕は


テキトーに応対することをきめ、通常1分程度かかる電話を30秒で切りました。(最速)


電話が終わって、次はピザを作らねばなりません。ここでメイキングの子がいれば


ピザの生地タイプとサイズを言って作ってもらいお役御免なのですが、その日はいません。つまり



僕が作らなければならぬのです(フフフ・・・・・)



そうです、僕は心に 「ホウフクシテヤル」 と決めていたのです。 (一点の迷いなし)


ここまでナメなれたのは初めてです。やらねばなりません。


「ヤるのは一時の恥、ヤラぬは一生の恥」 なのです。 (何だか変な響きになってしまいました。)



(注:一般のお客さんには絶対に行わない行為です。誤解されぬようお願いします)



さて、このピザはオニオン・ピーマン・コーン・ツナ・ベーコン・ガーリック・マヨネーズという


トッピングなのですが、ホントに毒を盛ってしまってはお縄にかかってしまうので


ある意味毒であるものを投入したいと思います。 それは



ピーマン過剰投与です(生臭ピザ製作開始)



本来、ピーマン(スライスされたモノ)は少量でよく、見た感じをよくするために使われるのですが


僕は小躍りしながら、ボンボンとピーマンを投げ入れ、ピザが緑で生い茂るのを確認しました。


「実によい緑だ。オマエの苦味を存分に発揮するのだぞ。」 と思ったかはわかりませんが、


それに近い思いをピーマン達にたくしました。 (「ギャフン」 と言わすのですよ・・・・・)


ピザをオーブンに流し、それを見ていた後輩と満足気にピザを見送っていたのですが


そこにタイミング悪くオーナーが登場しました。そして一言 「ピーマン多くないか?」


と言ったのですが、僕は



「はい、(緑の)サービスです。」

(やはり一点の迷いなし)



と言ったものの、怒られるかなと思ったのですが、オーナーはよくわかってなかったのか


「ほーん。そうかいな」 と言い、事務の仕事に戻りました。 (ホントによいのですね?)


そして出来上がったピザを僕が持っていきました。


10分後、客が住むのマンションに到着して、早速チャイムを鳴らしました。


パターンとして、こういった訳のわからない事を言う客は、大概ガラが悪いと相場が決まっているのです。


ですので、僕も負けじと少しニラミをきかせた顔をして挑みました。 (眩しそうな顔にしか見えません)


チャイムを鳴らしてから間もなく客がでてきました。しかし、僕の想像とは裏腹に



明らかにイジメられっ子のような顔をしていました。

(ピザ屋にリベンジですか・・・・、ほぉ。)



「こんなヤツが偉そうにモノを言っていたのか?」 と僕は呆気にとられていました。(偏見です)


しかし彼は、電話では強く発言するのとは逆に、直接相対すると恐縮しっぱなしでした。 (ヘタレですね・・)


このような態度を取られると、このピーマン爆弾ピザを渡すのはどうかなと思い


その場をうまく取り繕い作り直そうかと思いましたが、それは非常に



メンドクサイのでそのまま渡しました(召し上がれ)



ピザを食べた客のリアクションは知る由もありません。 この辺が少し残念なのですが


とりあえず、当分注文してくる事はないだろうと思っていました。


しかし、懲りずにこの男はまた注文をしてきたのです。(ピーマン爆撃は無意味だったのか!?)


そして前回説明済みにもかかわらず、また売れ筋のピザを聞いてきました。(メニューも渡しています)


僕がそれに答えると、やはり 「どっちが売れてる?」 と返してきました。


二度も同じ手にかかるほど、僕もマヌケではありません。 そういうわけでこう言いました。



「どっちも売れてます。」 (先回りの術)



すると、客はお約束の 「あまのじゃく」 を出せなくなったので、


あっさり 「じゃあ、こっちのピザ」 と言いました。 (最初からそう言わんかい)


そして、ピーマン爆撃をする事なく、今度は後輩が持っていきました。


15分後、後輩が戻ってきましたが、少しご立腹気味です。


僕は理由を聞くと、どうやらこの客はデリバリーのスタッフによって態度を変えるらしく


少し怖そうな人には低姿勢、少し弱そうな人には高圧的になるらしいのです。(後輩は弱く見えたのでしょう)


後輩は声高にこう言いました。 「コイツ、めっちゃうざいですよ。ホンマ



フテコイっすよ!!」(フ、フテコイって何ですか?)



若者言葉がわからない僕は少し困惑しましたが、次回のこの客の襲来に備え


後輩にさらにハイレベルな爆撃方法を伝授したのは言うまでもありません。 


そして僕はバイトが終わった後、「フテコイ」 の意味を検索するのでした。 (未だにわかりません・・・・)




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