ピザ屋さんの悪態日誌 -7ページ目

ピザ屋を去る理由

デビルレイズの野茂選手が日米通算200勝を達成したそうです。


彼は近鉄時代から応援していたので、大変嬉しい事です。


人生で一度偉業なるものを達成してみたいものですが、凡人の僕には気が遠くなりそうです。


ピザ屋のジョーカー遭遇率なら間違いなく世界一なのですが・・・・。(自信アリ)


ご挨拶が遅れました。 そんなこんなで頑張っていこうと思いましたが、最大の敵は自分の中の


眠気であるのに、それを愛してしまった男こと、ピザ職人です。 皆さん、こんばんは。(うーん、眠い・・・)


最近、全くピザ屋の事を書いてなかったので、久々に書こうと思います (タイトルがもはや詐欺行為)


かなり前の話ですが、僕より一週間早くピザ屋に加入した、当時高校生の少年がいました。


ルックスはそこそこ男前で、マジメな感じの好青年だったのですが、


ある日の昼さがり、その少年はオーナーにポスティングを命じられ、ピザバイクで現地に向かいました。


それを横で見ていた当時新人の僕は、「ああ、大変だなぁ」 と思っていたわけですが


ふと注文が入ったので、配達に行くことになりました。


少し走って行くとそこに大きな病院がありました。 僕はまっすぐを見ながら走っていたのですが


ふと病院の方に目をやると、何やら見慣れたバイクが止まっているではありませんか。


よーく見るとそれは



我がピザ屋のバイクではありませんか。

(今配達は僕が持ってる一件のみなのに・・・)



おかしい・・・・・。当時新人ではありましたが、アタマの中は人一倍ヒネクレテいたので


何でも疑ってかかってたのです。 (ozakiの影響ではありません)


どう考えても、この病院にピザ屋バイクがあるのは不自然です。


そこでドライバーは誰なのだと、病院の入り口の方を徐行しながら除くと、なんと・・・・・・・・



先ほどポスティングに行った少年が、お仲間のヤンキーさんらと談笑しているではないですか!

(おお、もうサボってるんですか?)



入ったばっかりなのに、すぐサボるとはなかなかのやり手。しかしこういう人間はどこかでボロを出す


と思い、僕はあえて黙っていました。 (むしろ、言うとトラブルになるので避けました。) ←正直


その一週間後、再びその少年はオーナーにポスティングを命じられ再び現地に向かいました。


その日は雨だったので、団地を配るように言われ、4棟分配るように命じられていたのです。


30分後、その少年は帰ってきました。1棟から4棟まで配ったとの報告があがりました。


しかし、僕とオーナーは違和感を感じました。その団地は4棟は存在しないのです。


団地の特徴ですが、必ずしも順番通りに立てられているとは限らず、番号が飛んでいる事も多々あります。


おそらくその少年はまたサボったのだろうとオーナーは思ったのか、



明日からもうこなくていいよ (別れの言葉)



と言い、アッサリとクビにしちゃいました。 (恐ろしい・・・・・・)


そんなこんなでサボりがイケナイ事なのだと、肝に銘じたわけですが、


それ以外でも辞めるケースはあります。


ではそのケースをお話して今回は閉めたいと思います。 (決して眠いからではありませぬよ)


僕がピザ屋に入ったのは、とある人物がこのピザ屋に働いていたので紹介してもらったわけですが


彼は今はいません。 しかし、決して円満に辞めれたのではないのです。


このような経緯がありました。


我がピザ屋はスーパーの駐車場の隣にあり、車の出入りが非常に激しい位置なのです。


その駐車場は、少し広い道路があり、そこを左折して少し行ったところなのですが


ある日、その左折ポイントに車が一台停まっており、そのドライバーらしき中年男が


車から出て、電話をしていたのです。傍から見ても明らかに邪魔な行為。


そんな中年を僕の紹介者はサッとかわし、店に戻ってきました。


しかし、少しやりすぎたようで、中年の横をスレスレで通ってきたのです。


それに激怒した中年は、我がピザ屋に怒鳴り込んできて、グチグチ文句を言ってきました。


この中年も明らかに邪魔だったので、向こうにも非はありますが (8割ほど)


紹介者もスレスレを通ったので、一般的には少し悪いのかもしれません。 (ほんの少しですが・・)


ピザ屋は客商売なので、こちらが悪くても、1%の非があれば謝らなければなりません。


↑(ちなみに、現在ではそのような謝罪システムは存在しません。向こうが悪ければ反論します)


なので、店の代表者であるオーナーは、「すみません、気をつけます。」 と謝ったのですが


その中年男性はどうも気に入らない様子。なぜなら、当事者である僕の紹介者が


謝らなかったからです。 中年男性が理不尽な言いがかりを言ってきたからだとは思いますが


怒りのあまり、手もプルプル震えています。 ですが、ここで僕は少し笑ってしまいました (遠くから)


ここで、「何で笑ってるの?」 と思われた方がほとんどだとは思いますが、実はその紹介者は



パンダなのです (またまた登場しました)



そうです、僕をこのピザ屋に紹介してくれたのは、あのキ○ガイパンダなのです。(過去記事参照


そのパンダがプルプル震えているのですから、滑稽にしか見えません。(小笑いもしてしまいます)


しかし、オーナーがアタマをさげているのですから、ここは不本意にしろ謝っておくべきですが


一向に空気が読めないパンダは、コブシを握り締めまたまたプルプル震えています。


それに腹をたてたのか、オーナーはパンダに軽くケリを入れました。


その様子をみて、中年男性は満足したのか引き下がったわけですが


オーナーは頭を下げなかったパンダに腹をたて、 


「何で謝らんねん、向こうが悪くてもこっちは客商売。それぐらいわかるやろ。一年も働いてるんやから」


と言ったのですが、聞き分けのないパンダは、ダンマリを決め込んでいると、


オーナーが我慢の限界を越えてしまい、最後通告をしました。 



「もう帰れ!!」 (激しい別れの言葉。)



そういうと、パンダはいつもより早足で無言で立ち去りました。


その一部始終を遠くから見ていたので、彼は僕が居ることに気づいてませんでした。


それが起因してか、その後帰宅した僕に、パンダから電話があり辞めた事を伝えられました。


知っていたので、 「ふーん」 と流しました。 (そこに「感情」の二文字はありませんでした)


僕としては、彼は元々好きな人間ではなかったので、辞めてもどうって事はなかったですし


彼がいなくても人間関係は着々と一人で築いていけたので、


特に何をしてもらったわけでもありません。(むしろ、会話妨害の方が多かったりしました)


ですので、なんら不安はなくむしろ、「いつ辞めるんだろう、パンダ君」 と心待ちにしていたので


晴れ晴れとしていたのですが、彼は何を思い上がったのかこんな事を言いました。



「もう俺がおらんくてもやっていけるやろ?」

(オマエは別れ際の男か)



あらまぁ、自意識過剰とはまさにこのこと。僕は気分が悪くなり、


よし、これは聞かなかったことにしよう!と思い、電波が悪いといい



そのまま電話を切りました。(通話良好ですが・・・)



このように、空気が読めないとこんな目に遭ってしまうので、要注意です。


ちなみに、パンダが辞めた事によって、ピザ屋内の雰囲気が明るくなったのは言うまでもありません。


唯一、パンダがピザ屋内で仲良くしていた女性がいたのですが、その女性に話を聞いてみると


このような答えが返ってきました。


「ああ、パンダ君やろ?あいつキモイねん。だってあたしのことそんなに親しくないのに



下の名前で呼んでくるねんで」

(パンダは親しいと言ってたのに・・・・・)



ここまでイタイ事をしてしまうパンダって一体・・・・と僕は深く考えた結果


彼を人間として見る事を辞めたのでした。 (車を出してくれる便利なモルモットと認知)





知らない間にパンダの話にすりかわってしまいました・・・・

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恋愛道しるべ ~タンデム編~

<今回は下記お二方との連動企画です。ご了承下さい>



※この企画はモテたい人、好きな人に好かれたい人(恋人・片思い)にむけ

 てのものであり、一人身で充実した日々を送る方には

 お役にたてぬものと推測されます。



※この企画は 『葡萄 』 『イモ 』 『ピザ 』 による

 三位一体ジェットストリームアタックのような疾風怒濤の連携企画です。

 (葡萄:ガイア イモ:オルテガ ピザ:マッシュ) ←僕はよくわかってません



皆さん、こんばんは。 昼寝が趣味となりつつあるピザ職人です。 (惰眠と仲良しなのです)


この企画も2回目となりました。前回は女性の方からの貴重かつ強烈なご意見をいただき


少し萎縮気味ですが、強引に展開していきたいと思います。 (女性の本音は恐ろしい・・・・)


今回は・・・・モテるバイクの乗り方についてお教えしましょう。


男性がバイクを買う理由、これは色々ありますが、高い確率で 「女性とのタンデム(二人乗り)」


を含んでいることでしょう。 (ええ、僕もそういう願望ありましたとも)


さて、このバイクの二人乗り、気をつけないと 「ADSLの2ヶ月分使用料金無料」


という扱いになってしまいます。対比して説明しましょう。



(以下、ピザ職人による対比レビュー)


<導入>

ADSL : 「お、無料やん。ためしに使ってみようかな。」 (無料なので敷居が低く、興味本位)


バイク : 「あ、バイク乗ってるんや。一回後ろに乗ってみたいなー」 (未体験につき興味本位)


<使用中>

ADSL : 「そろそろ無料期間終わるなー。やっぱり光にしようかなー」 (より快適を求める)


バイク : 「バイクって怖いなー。やっぱり車の方がいいなー」 (より快適を求める)


<後日談>

ADSL : 「やっぱり光っていいな。ADSLより速いしなー」 (定住)


バイク : 「またバイク?私、○○君の車乗せてもらうから、遠慮しとくよ」 (定住)


(レビュー終わり)



このように、バイカーの男性諸君、気をつけないと



まるで犯罪者を見るような視線を浴びせられます。

(孤独感・後悔の念も倍増します)



ではこのようにならないためには、どうすればいいのかをご説明しましょう。



①二人乗りしやすいバイクを買う(もしくは、しやすくカスタムする)


バイクによって様々ですが、それなりに女性に快適に乗っていただかないと話になりません。


ですので、できるだけそういったバイクを買うのがベストですが


好みもありますので、これにしろ!とは言えません。でも下のようなバイクは


                     一人乗り専用バイク


絶対にダメです。後部座席が盛り上がっているので、視点が高くなり、不安定だからです。


ですので、こういうバイクを買おうとしている方、もしくはお持ちの方は



タンデムの夢を諦めてください (断言いたします)



これ以外のバイクは、特に問題ないのですが、後ろに乗る女性のために


「タンデムバー」 (手を持つところ) や 「タンデムバックレスト」 (背もたれ)を用意しておくとよいでしょう。


これである程度の快適性は確保できます。



②スピード、スピード、スピード。


これは、バイク走行に慣れだした人の特徴ですが、やたらめったらスピードを出せばいいって


ものではありません。スピードを出すことによって、何となくカッコいいのではと錯覚しているのかも


知れませんが、決してそのような事はありません。女性にとっては恐怖そのものです。


車よりもバイクの方が体感速度は上なので、怖がるのは当然です。


よくジェットコースターに乗り、興奮感を共有することで


「コイニオチヤスイ」 と雑誌(ホッ○○ックプレス)に載っていましたが、バイクに関しては



そのような素晴らしい機能は備わっていません。

(常に死神が付きまとっているとお考え下さい)



というわけなので、法定速度かもしくはそれ以下で走行するのがベストなのです。


ちなみに、嫌いな人を乗せなければならないときは、暴走可です。 (どうでもいいので)



③優しさワインディングを心がけよ


バイカーは、 「カーブで車体をグッと倒して曲がればカッコいい」 と思いがちです。


しかし、タンデムしている時は、もちろんダメです。もし転倒して女性の顔に傷でもつけようものなら


取り返しがつきませんし、転倒しなくても恐怖心は根強く残るので、絶対ダメです。


ちなみに、嫌いな人を乗せなければならない時は、ゴンゴン倒して下さい。 (むしろ落とすくらいの勢いで)



④一時停車時の夢とマナー


でました。これはかなり気を付けて欲しいところなのですが、バイクはエンジンブレーキで止まる事が


多いので、車体に強い制動がかかりがちです。多くの男性は強くエンジンブレーキをかけ


その反動で、女性が前にズレて、背中に密着した時の



その感しょ・・・・(自粛)



女性の皆様すみません。これは男の夢です。どうか温かい目で見守って下さい。


ちなみに、バ○トをカスタマイズされている方、バレますのでご注意を。(非難覚悟の発言。お許しを)


さて、このような夢があろうと思いますが、これではバイクのタンデムが快適であろうハズがありません。


ですので、なるべくゆっくりとフットブレーキを使って停車して下さい。(夢は諦めてください)


ちなみに、嫌いな人を乗せる時は後輪をロックさせて止めるくらいの勢いで可です。(振り落とすのです)



⑤気づかう。気にする。声を適度に掛ける。


バイカーは慣れているので、気づきにくいのですが、初めて後ろに乗る人は、想像以上の風に


目が痛くなったり、手をどこにおけばいいのかわからないものなので、乗る前は


軽くでよいので乗り方をレクチャーしてください。間違っても



「俺の腰に手を回せばよいのだ」(むしろ密着せよ)



など言ってはいけません。その時点であなたは 「鶴光」 のレッテルを貼られます。(ローカルネタ)


ちなみに、腰に手を回すとかなり運転しにくいので、女性の皆さんも気をつけてくださいね。


さらに走行中、風のせいにして無口になってはいけません。喋りまくるというのではなく


信号待ちなどで、適度に会話をし、ゆっくり走っているときなどに、「目、痛くない?」


とか気を使ってあげてください。(目的地に着いた時に効果を発揮します。それなりに)


ちなみに、嫌いな人には無口で結構です。 



以上の項目をマスターすれば、バイクは怖い乗り物ではないと思ってもらえるでしょう。


同時に気を使うことにより、あなたへの好感度が少し上がるので、頑張って下さい。



なお、女性の皆様、このような気づかいのない男性がいたら、


容赦なく罵声を浴びせていただいてかまいません。(オマエ、嫌いやねんと言ってもよいです)


ちなみに、ちょっとでも、「バイクってすごいねー」 と言おうものなら、ライダーの男性は



間違いなくつけ上がりますのでご注意下さい

(テンションが上がりすぎて暴走します)


(追記)


・女性とカラオケに行く予定の方はこちらへ → 伝説のイモ畑


・いや、バイクじゃなくて車がメインなんですという方はこちらへ → 葡萄園のひとりごと



ちなみに絶対モテるという保証はありません。あしからず

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珍獣・奇行戦士 <成敗編>

<この記事は続きものです。初回をご覧になってない方はこちら からどうぞ>



(お知らせ)

2005年6月18日(土)午前0時 ~ 6月20日(月)午前8時

上記の期間、当ブログはアメーバブログのシステムバージョンアップに伴うメンテナンスのため

アクセスができないそうです。順調にいって19日のお昼頃に終了するそうですが

曖昧なので何ともいえません。 ご了承下さい。(さっさと終わらせて欲しいものです)



(以下、本文)



パンダの爆撃までお話しましたが、被害は僕一人にとどまることはありませんでした。


最初でスベってしまったことに全く気づいていない彼は、さらに勢いづくのでありました。(オオバカ)


ここでもう一度、図の方を出したいと思います。



 左    右

幹 パ 女 ド

 テーブル        ←やはりわかりにくくてすみません。

女 キ 僕 女



僕とドメ氏は席の関係上、お互いの隣の女性を交えて4人でお話を展開していたわけですが


これを右グループとしたとき、当然、幹事の女性がいる左グループもお話が始まるものです。


幹事の女性はなかなか明るいキャラだったので、何とか盛り上げてくれるだろうと思っていたのですが


左グループにはパンダという名の会話の死神が存在します。


幹事には悪いのですが、僕は話をしながらもパンダのやりとりに注目していました。(珍事を期待)


・・・・・結構普通に喋っています。(ガッカリ)


どうやら、爆弾は最初で全て使いきったののだと思いました。 が!


まだまだ、ストックがあったようです。(さすがです)


幹事が同じ会話のテーマをTVの話に持ってきたときに悲劇は起こったのです。幹事の女性が


 「そういえばこないだ、○○って見た?アレ面白かったよー」 と言ったのです。


ここで普通は、見ていれば 「あ、俺もみたよ!○○とかがあって・・・・」 とか


見てなかった場合でも 「見てなかったわー。どんなんやったん?」 など、相手に合わせるのが


通例なわけです。なんら問題のない場面。しかし、キ○ガイのパンダは違いました。こう返したのです。



「俺、テレビ見ぃへんからわからんし」

(見事なまでのシャットアウト)



僕はその爆発っぷりに、別の意味で笑いそうになるのを堪えました。


ふと斜め前に座っているドメ氏を見ると・・・・、彼も笑いを堪えていました。


この発言で、左グループは夏直前なのに、近年まれにみる大寒波に襲われたのは言うまでもありません。


そんなパンダをよそに、我々右グループは適度な会話でだいぶあったまってきたわけですが


数十分後、左グループの左下に座っていた女性が、用事のために帰ってしまったのです。


・・・・・危機です。いまそこにある危機です。


幹事の女性はまるで、余命わずかなのか?と思わせるほど、テンションが下がっていたのです。


これはイカンと思い、僕はキムラ氏と入れ替わり、左グループに加入しました。


ちなみに、これでパンダのテリトリー内に侵入したことになったのですが


僕は古代の究極魔法 「無視」 を使い、彼の爆撃を難なくかわしていきました。


しかし、幹事の女性はその魔法を使うわけにはいかず、再び爆撃をくらいました。


ボーダフォンの 「なかよしメール」 という機能があり、相手の番号を教えてもらうと


それが機能するらしいのですが、彼女はその使い方をご丁寧にパンダに教えていたのです。


しかし、パンダは消しゴムと同じくらいの大きさの脳なので (推定)


理解ができず、実際にやってみようということで彼女はパンダに 「試してみるから番号教えて」


といったのですが、彼は



「嫌や。」 (友達が少ない原因、ここにあり)



と言ってしまい、またもや会話をシャットアウトしてしまいました。 (テポドン級の破壊力)


すると、パンダはなにやらトイレに行くといい、その場を去りました。


僕はすかさず、幹事の女性に彼が爆弾であることを告げると、どうやら彼女もそれを察知していたらしく


こんなことをいいました。



「私、パンダ君の番号なんて聞きたくなかったしね。」(その言葉をお待ちしておりました)



個室という事もあったせいか、それが他の女性にも伝わり、全体的に 「アンチパンダ」 の雰囲気と


なりました。(非常によい流れです)


数分後、パンダは戻ってきて、「奥の女の子と喋ってないから、ドメ君場所変わって」 と言いました。


無論、その女性二人の表情が一気に曇ったのは言うまでもありません。


図でいうとこのような形となりました。


ド 幹  女 パ

  テーブル        

僕   キ  女


キムラ氏の位置に注目して欲しいのですが、彼はちょうど両グループの真ん中に座っていたので


どちらのグループの会話にも入れる状況でした。(ちなみにキムラ氏はコンスタントに笑いをとってました)


さて、後半戦開始です。左グループはパンダネタで打ち解けていたので、普通に会話をしていたのですが


問題はパンダ所属の右グループ。 パンダも懸命に話していたのですが、9割ほどすべっていたので


僕とドメ氏は隠れながら笑っていました。そして、もともとネタが少ないパンダは女性二人の会話に


ついていけず、ダンマリしていました。(居るだけで迷惑) 彼はとうとう困ってしまい、


こちらに 「ヘルプ」 のサインを送ってきました。(目で) 僕はアタマの中に以下の選択肢が浮かびました



(以下、ピザ職人の選択肢)


・助ける : 基本的にそのような感情は持ち合わせていない → 却下。


・イジる : 最終的に助けることになる → 不愉快 → 却下。


・放置する : 最も無難 → 迷う → 保留


・さらに困らせる : できもしないネタをふってみる → 困り果てた姿を見る → 愉快 → 採用。


(選択終了)



困り果てた姿にさせ失笑させるのが、一番の報復になると思い、作戦を実行しました。


僕は、目の前にあった寿司の皿にのっている笹の葉らしきものを手に取り、


パンダの顔めがけて投げてみました。見事ヒットし、パンダは 「何やねん。・・・・これ何?」


といいました。周りの注目も集まってまいりました。そして、僕はこう言いました。



「笹の葉や。食えよ。」 

(将棋で言うところの「王手」)



意味不明な事を言われたパンダは、相当困りはてました。(大成功)


しかし、次の瞬間、驚きの光景をみてしまいました。なんと、パンダ君



少し笹の葉をかじっているではありませんか!

(イタイ事、この上なし)



見事に女性陣の失笑をかい、僕ら男性陣は密かに笑いました。(もちろん別の意味で)


その後、パンダはすっかり意気消沈しました。数時間後、そろそろ電車がなくなるので


お開きにして、駅まで向かったのですが、僕はどうしても女性陣のパンダに関する感想が聞きたかったので


軽くドメ氏と話をあわせ、「今日は解散しよう」 といい、解散したフリをしました。


そうです、パンダがいると女性陣の感想が聞けないので、解散をよそおいパンダを帰らせたのです。


彼がスクーターできていたのはホント、好都合でした。


で、うまくパンダをまいた後、再集合し、僕は答えにくいのは重々承知の上で、女性陣にパンダの感想を


聞いてみました。すると、皆さん答えを用意していたようで、こう答えてくれました。



「からみづらいね。見かけ的にも。」



この言葉に我々男性陣は、大変満足したのはいうまでもありません。


そして、今日はパンダがご迷惑をおかけしてすみませんと一言謝罪して解散したのでした。



現在パンダへの報復作戦を思考中です

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パンダに関するお話はコチラに続きます

珍獣・奇行戦士 <警告編>

<この記事は続きものです。前回をご覧になってない方はこちら からどうぞ>




さて、少し遅れて到着した僕は、久々のメンバーを見て懐かしみました。


夏が近いという事もあって、僕を含む全員がラフな服装だったのですが


パンダの服装に少しとまどいました。ジーンズにポロシャツ。これは別によいのですが


問題は帽子。いやね、別にいいんですけどね、僕にはどうしてもその帽子が



釣りバ○日誌を連想させてならないのです

(注:彼は釣りができません。)



しかもおもわず 「スーさん」 と呼んでしまいそうだから怖いのです。 (呼んでもいいですか?)


そこでひとつ気づいたんですが、初対面の女性と会うわけですから、


男性でもそれなりに服装に気を使うものです。つまり今日着てる服はそれなりに気に入ってるはず。


ということはですよ、彼は好んでこの帽子を着用している事になるのです。


で、僕はとりあえずパンダに 「その帽子、よくかぶってんな」 とさりげなく言うと、彼は



「いや、別に」 (イライライライライライライラ)



と言い、序盤から彼の 「ストレスの剣」 により攻撃された僕は、宿屋に泊まりたい気持ちをおさえ


足を進めました。 (誰かこのモンスターを退治して下さい。)


説明が遅れましたが、ここで人数構成を言っておかねばなりませんね。(うっかりしてました)


男女4人ずつで、ドメ氏が主催。この時点で女性メンバーはわからないのですが


とりあえず、男性メンバーは僕・ドメ氏・キムラ氏・パンダです。


ではここで我々の特徴を挙げていきます。



(以下、ピザ職人によるステータスレビュー)


ドメ氏 : 様々な恋愛経験を乗り越えたツワモノ。口は達者。 職業 : 大工 (独立)


僕 : 現在、金欠スローライフを送っている、少し口ベタな人物。 職業 : ピザ屋 (アルバイト)


キムラ氏 : 長身でクールな人物。笑いのツボが非常にシュール。 職業 : プログラマー (ベテラン)


パンダ : 異界からやってきた腰痛持ちの死神。 極めて邪魔。 職業 : 犬のエサやり (無職)


(以上、レビュー終わり)



このような特徴です。(パンダは言うまでもありませんでしたね・・・)


僕らは歩きながら、女性陣との待ち合わせ場所である居酒屋に向かう途中、


お互いの近況を話したりしていたのですが、そこでパンダが少しルートをハズれ



スクーターを取りに行きました。

(今日、お酒飲むんですよね?)



理由を聞くと、「用事の都合で、これでくるしかなかった」 の事。(せめて帽子を置いてきて下さいよ)


帰りに事故を起こし、他人に迷惑を掛けないかは心配でしたが (向こうにとっては災難ですからね)


飲酒運転で捕まればそれはそれでええかなと思い、とりあえず放置しました。(罰金万歳)


ちなみに、パンダがルートを外れた時、キムラ氏にパンダは爆弾である事を告げたのは


言うまでもありません。(重要事項なので当然の伝達です)


そして、居酒屋(ちょいとコジャレてました)に着き、女性陣の待つ座敷に着きました。


僕の女性陣に対する印象は 「・・・・・・・・・・・・・」 でした。 (ご想像におまかせします)


そして、男女が互いに隣接するように座りました。以下のような感じです。



 幹 パ 女 ド

  テーブル     ←わかりにくくてすみません

 女 キ 僕 女



さて、席に着いたところでまず何から始めるのか、気にしていたのですが


幹事の女性が、「じゃあ自己紹介からしようよ」 と言ったので、図の左端の幹事の女性から


(注:今回の自己紹介は名前とあだ名、年齢、そして一言を述べるといったものでした)


始まり、適度に笑いを取り、場が温まったところで、次は時計回りの順番なので


・・・・・パンダです。しかし、まだ序盤。ここは彼も無難にこなすであろうと思っていたのですが


それは甘い考えでした。ではパンダの自己紹介を大文字でお送りします。



「名前はパンダ(仮名)です。歳は24歳。あだ名は特にありません。えーっと、一言は・・・あ、そうや!



最近3年間勤めた仕事を辞めて現在無職です。」

(それはハローワークで言わんかい)



僕はもっと別の一言はなかったものなのかと、落胆していると、お隣の女性が小声で



「うわー」 (まるで事故現場を見たときの声)



と言いました。ええ、ある意味事故ですよ。(普通の反応ですよ)

ちなみにこのパンダの言葉が、温まった空気を冷却し、その後の自己紹介が


とてもやりずらくなったのはいうまでもありません。(飲酒後、殴打確定)


とにかく、次の女の子がかわいそうだったので、僕が 「じゃあ次、いきましょか?」


と空気をリセットして先に進めました。すると何やらパンダは不服そうな顔でこのような言葉を吐きました



「おい、(話を)流すな。流すなって。

(イライライライライライライライライライライラ)



せっかくのリセットが水の泡に。イライラが限界に達した僕は、タバコを探しましたが、


両端の人々が喫煙しないので、我慢することにしました。(歯をくいしばりました)


しかし、ここで助け舟が。ドメ氏の自己紹介まで回ってきて、再び空気が温まってきたのです。


そして、ドメ氏は僕を最後に回して、オチにしようという何とも残酷なプランを打ち出したのですが


そこは何とかなるだろうと踏んでいたので、少しおいしい思いをしながら自己紹介が順当にすぎ


とうとう僕に回ってきました。名前、年齢、を言い、おそらく一言のところでオトさねばならぬと


推定していたので、色々と考えましたが、まだその場が完全に温まってなかったので


とりあえず、ノープランであることをオチにしようと決めました。(最も卑劣で卑怯な手です)


またそれが通用しそうだったので、その選択肢を選んだわけでしたが、


僕がその一言を発しようとしたとき、パンダから思わぬ爆撃(発言)をくらいました。



「おい、はよ言えや。みんな待っとんねん」

(神様、一度だけ人を殺めてはいけませんか?)



パンダに大きくネタのハードルを上げられた僕は、何とかごまかす事で難を逃れましたが


とても嫌な空気になってしまったのは言うまでもありません。(コイツ、死・・・・、いえなんでもありません。)


しかし、彼の暴挙はこれだけでは終わらなかったのです。


以降は<成敗編 >に続きます。




爆撃をくらったのは実は僕だけではないんです・・・・

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珍獣・奇行戦士 <召還編>

<今回の記事は若干のストーリー性を含んでいますので、よろしければこちら からどうぞ>




前回記事が少しマジメだったせいか、いつも通りの文を書くのに一苦労です。(大失敗)


皆さん、こんばんは。流行は先取りせず、夏バテを先取りしてしまったピザ職人です。(もうシンドイです)


さて、この夏バテ(仮)、なぜ先取りしてしまったのかはもうわかってるのであります。


先月、久しぶりに高校時代の友人(通称:ドメ)から連絡があり、思い出話に花が咲いたのですが


彼にはしっかりと用件がありました。それは、「飲み会をやるのだが、人数が足りないので来てよ」 とのこと


そうです、いわゆるコンパというヤツなのですが、僕は彼女がいるので断るのが定石ですが


彼はそれを踏まえた上で頼んできていることも承知していましたし、


別に何となくやる飲み会なので、テキトーに振舞ってくれればいいからと言われ


とりあえず、行く事にしました。 しかし、話はここでは終わりません。


僕が了承して、人数が足りると思いきや、どうやらもう一人呼ばないと足りないとの事。


このような、やりとりがありました。


僕 : 「ウソやん?まだ足りへんの?」


ド : 「そうやねん。俺、仕事で最近誰とも遊んでへんからなぁ。誰かおらへん?」


僕 : 「うーん・・・・。俺あんまり地元の奴らとは交流ないからなぁ・・・・」


ド : 「あ!そういえば、アイツは!?えーっと名前は・・・・・・・ おう、パンダや!!(爆弾発言)」



僕 : 「えっ!?そ、それは・・・・」 (狼狽)

    ↑原因、ここにアリ



そうです、ドメ氏は事もあろうか、あの奇行人間・パンダを呼ぼうとしているのです。(過去記事参照


彼のコンパでの立ち振る舞いは、友人Mから聞く限りではひどいものでした。


何でも、Mが行ったコンパにナゼかパンダが来てしまい、すっかり場を荒らしてしまったようなのです。



(以下、友人Mの体験談レポート by ピザ職人)


席に着く : とりあえずカルアミルクしか飲めないと言う。(キモチワルイ)


女性と話す : 質問攻め。(職務質問並み) 女性の職場の細かい場所までも聞く。 (キモチワルイ)


カマス : その職務質問が終わった後、今度(職場に)行くわという (キモチワルイ)


笑いを誘う : 自分の動作で笑いをとろうとしているが、実は女性陣はひいている。 (キモチワルイ)


冷やす : あらゆるネタにツッコム。その結果、温まってきた場の空気を冷却する。 (キモチワルイ)


先走る : 後日、俺、あの娘の事好きかもしれないという。 (キモチワルイ)


総評 : 彼を連れて行くことは、地雷を自ら踏みにいくようなものである。 (アトアジワルイ)


(以上、レポート終わり)



ご理解いただけたでしょうか。このコンパの事をMから聞いた後、


僕の中でパンダは 「爆弾」 であると認識したのはいうまでもありません。


これらの事実を僕は、ドメ氏に全て伝えました。しかし、無常にもこのような言葉が返ってきたのです。



「おもしろそうやん。」 (爆弾ですよ!?)



しかし、他に呼ぶ人がいないのも事実。僕はドメ氏にパンダの電話番号を教えました。(一旦電話終了)


その5分後、再びドメ氏から電話があり、パンダは予定があり微妙らしいとの報告が。


どうしようか二人で悩んでいると、僕の電話に着信が。(キャッチホンなのです)



パンダです (グループ「キモチワルイ」に所属)



気になるので、ドメ氏の電話を一旦きり、パンダからの電話を取りました。(ややこしくてすみません)


僕 : 「なんや?」


パ : 「ドメから電話あってな、飲み会やるらしいねんけど、知ってるよな?」


僕 : 「知ってるで」


パ : 「一応、用事があるって言ってな、 (少し笑いながら)



お茶を濁しておいてんけどな。」

(そんな言葉は使う必要ありません)



何となくムカついた僕は、彼の言葉のヒネリを無視し、くるのかこないのかを聞きました。


すると、「行く」 という返事に加え、さらに彼はこのような口をたたいたのです。



「俺、女は別にどうでもええし。」

(君が一番どうでもいいですから)



何だかイライラしてきたので、「お茶飲むから電話きるわ」 といい、再びドメ氏に電話をし、


日程の確認をしたのち、また当日に会うことを楽しみにして、電話を切りました。(パンダは対象外)


そして、当日(昨日です)。飲み会は夕方からだったので、それまではピザ屋で働いていたのです。


お昼さがりにポスティングをしている時に、パンダから電話がかかってきました。


本来、ポスティング中というのは比較的自由なので、電話にでても誰にも怒られないのです。


しかし、この電話を取ると、おそらくパンダと待ち合わせ場所まで同行しなければならなくなり、


それだけはどうしても避けたかったので (友達と思われたら、困るじゃないですか)


指を高速かつ迅速に動かし、パンダからの電話を



留守番電話サービスセンターに飛ばしました

(ついでにパンダもどこかへ飛べばいいのに)



実は、この事態を予測していた僕は前日にこの飛ばす方法をチェックしていたのです。


努力が実った僕は、小さくガッツポーズをし (人の目が人一倍気になるので)


気分よく、サクサクとポスティングをしていたのですが、再び僕のケータイがパンダからの着信音である


「ペガサス幻想」 を奏でました。 (これが幻想ならよいのに・・・・・) 再びセンターに飛ばしたのですが


彼のシツコサまでは飛ばすことができなかったようです。 またかかってきました。 仕方なく僕は電話をとり



「今忙しいから要件だけ言って」

(現在、マンションの階段に着席中)



と言うと、効果はテキメン。 彼は焦り、 「今日どうするん?」 と聞いてきました。


どうするも何も飲みに行くことにかわりありません。おそらく僕と一緒に待ち合わせ場所に行こうと


していたのでしょう。一緒に行こうと言うのを予想していた僕は



「今日は遅れるから先行ってて」

(定刻通りの到着を予定)



といい、「今お客さんが来てるから電話きるで」 と伝え電話をきりました。 (大ウソ)


言葉巧みに逃げた僕は、少しホッとした後、バイトを終え、自宅に戻りました。


そして、少し仮眠をとって現地に向かいました。 しかし、何ということでしょう。



ホントに遅刻してしまったのです。

(惰眠の神様、手をお放し下さい。)



久々の再開の挨拶が、「おう、久しぶり」 ではなく 「ごめんなさい」 に変わってしまいました。



以降は<警告編> 続きます。ご了承下さい。



全ての責任はパンダにあります。(自己防衛)

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