ピザ屋さんの悪態日誌 -13ページ目

母と僕と洗濯機と

トラックバックステーションのお題が、寝てるときに見る夢についてだったので


今日はピザ屋の話は・・・・・・飛ばして夢のことを強引に書きたいと思います(申し訳ないです)


夢ってものは、見た直後は覚えてるもんですが、少しずつ忘れていくもんです。


しかし、覚えてるウチに人に話してしまえば、それが自然と脳に記憶されるみたいで


僕も自分の見た夢はいくつか覚えてます


まず一つ目: 黒人女性と肉体関係を持つ夢 (頻度高し)


いつもその情事(?)が行われるのは、廃墟(となった我が家)。


誤解のないように言っておきますが、僕にこのような願望はありません


次に、これは一度きりの夢で少々説明が長めですが


事業家として成功した僕が実家の2階の自室で (成功しているのにナゼか実家にいる僕)


高らかにガッツポーズをしていると (理解不可能な行動)、 1階の居間から 「キエェェェェッ!!」


という奇声が。何なんだと僕は階段から一階の方を見下ろすと、


着物姿で頭部にユラユラと燃えるロウソクを手ぬぐいで固定した


ハイヒールモモコ氏(ナゼ我が家に!?)が、階段を猛スピードで駆け上がり、至近距離で弓矢を僕に放つ夢 (しっかりささりました)



いえ、ホントなんですってば!!みな、この夢はなかなか信じてくれないのです


作ったやろ?と言われたり、それを言わんとせん顔をよくされるんです (まるで狼少年ような気分です)


もう一度言っておきます。 ホントです(必死)



次は、背筋力70くらいのひ弱な僕が


我が弟を川に何度も放り投げる夢 (2、3回)


少し話題がそれますが、僕と弟はその昔、物の貸し借りを行わない関係でした。


それゆえ、一家にプレステ2が2台あったり、ドラ○ンボールの27巻が二冊あったりなど


不協和音を奏でる兄弟関係なワケでしたが (おそらく原因は僕が弟のドラクエ3のデータを消したからでしょう)


最近では国交正常化となり(特に握手などはしてません)、貿易が再開されたわけです。・・・・が!


僕があまりムダな物をもたないタチなので、どうしても弟にばかり借りがち (比率は僕:1 弟:9 ぐらい)


なのですが、そのせいかたまに某週間少年誌を借りに行くと、


ものすごい嫌な顔をしています (僕はそれを見てむかつきます)


その僕が負ったストレスを夢に持ち込んでしまい、こんな夢を見たのかもしれません


投げた後はものすごい罪悪感で目が覚めました。(小心者につき)



思い出す限りではこれが最後なのですが


これは皆さんよくあるんではないでしょうか? 好きな異性と一緒に過ごしている夢です バンッ!バンッ!(机をたたく音)


いやいや、夢とはその人の願望を表すとよく聞きますが、まさにその通りですね (上記の情事は除く)


これは結構みた夢で、中学校のときも高校のときも何度かみました (あのころは若かった・・・)


しかし、目が覚めるときはいつも同じパターンでした (これはある意味奇跡ともいえます)


(以下、夢内容)


僕は学校の教室で、好きだった○○ちゃんと楽しくおしゃべりをしていました


話が盛り上がるうちに、二人の距離が狭まり、接吻でもしてやろうか的な近さになりました(俗にいうイイ雰囲気というやつです)


しかし、タイミング悪く、なにやら教室のベランダから騒音か人の声がわからないような音が聞こえてきました


誰かに見られてるのかと不安に駆られた僕は、接吻の距離をあきらめ、ベランダに出たのです。


不安とは裏腹に、そこには誰もいませんでした。だが一つ、このベランダに不似合いな物が・・・


二層式洗濯機(しかも我が家の)でした。


かなり僕が立ってる位置よりも向こうにあったので、それを眺めていると


洗濯機の音にまぎれて、「・・・・!・・・や!・・・の!?」と向こうから何やら声がするではありませんか


僕はその声に引き寄せられるように、洗濯機の方に向かいました。


(夢、終わり)


目を覚ますと、そこには洗濯機を軽快に回す母の姿が!!(ここであったが100年目!!)


楽しい夢から目覚めた可哀想な僕に母はこういいました (以下やりとり)


母:「アンタ!はよ起きや!今何時やと思ってんの!?」 (夢の中で聞こえた声はこれでした)



僕:「今日は休みや、邪魔すんなや。・・・・・夢くらい見させろ(ボッソリ)」


母:「何の夢やの、アンタ?」 (とどめの一言)



追い詰められた僕はこの後、狸寝入りを決め込んだのは言うまでもありません。



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カルチャーショック <後編>

初めてこのブログをご覧になっている方、今回は前回の続きですのでこちら からご覧下さい。



さてさて、外人さんが入ってきました。 僕らは戸惑うばかりですが


ここはなんというべきか・・・・・ 迷ってましたが、こういうことにしました



「いらっしゃいあせー」(思いっきり日本語)←ショップ風



見事に自分の意思を押し通し(?)、この二人との接客が始まりました。


中途半端に英語の成績がよかった僕は、しゃしゃりでて英語を使おうと思いましたが


あまりのボキャブラリーの少なさに断念し、終始日本語を使うことを神に誓いました (おおげさ)


ビクビクしながら引きつった笑顔で接客してましたが



その姿は狩られる寸前のウサギのようでした(どうか見逃してください)



僕:「お持ち帰りの方でオウケイですか?」 ←微妙に英語をからませる僕


外人:「ウン、モチカエル」 (どうやら日本語はいけるクチのようです)


僕:「ではこちらがメニューになります」


外人:「・・・・・・・・・」


僕:「・・・・・・・」 (小汗が出てきました)


外人:「エゥル(L)サイズ(の大きさ)はどれクライなのですか?」(微妙に語尾があがる)


僕:「(サンプルを取り出し) こちらの大きさになります」



一瞬時が止まりました。そのサンプルを見て


外人二人は目を合わせものすごい含み笑いをしたかと思えば



二人:「HA-HAHAHAHAHAHAHAHA!!!」(笑い声)



初体験です。初めて本場のエイチエー(HA)の笑い声を聞きました。


ピザ屋がハリウッドに変わった瞬間です (免疫なさすぎ)


とりあえず、殺されずにはすみそうでしたが


僕には何がおかしかったのか、サッパリわかりません。


再び耳を傾けることにしました



外人A:「It's too small! HOO!! 」


外人B:「HAHA! So crazy!!」


どうやら、一番大きいLサイズが想像以上に小さかったみたいなので、爆笑していたみたいです。


まったく笑いのツボがわかりません。


聞くところによると、アメリカではLサイズというと、トンでもない大きさになるそうです


そら、肥満大国になるわけです (僕もあやういです)


しかし、どれだけ笑ったところで、Lサイズはこれ以上大きくなりません。


おそるおそる、これ以上は大きいピザはないことを説明すると


快くOKしてくれました。 外人さんに悪い人はいないっ!!(単純)



・・・・10分後、ピザが出来上がったので、外人さんに持っていくとピザを指差し



二人:「HA-----HA!」 (何回笑うねん)←ちょっと強気な僕



しかし、感じがよかったので気分よく見送ることができました。


この感じのよさ、シャッターの男 にも見習って欲しいものです



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カルチャーショック <前編>

「テイクアウト」 いわゆる持ち帰りですが


僕はあんまり利用しないんですよね。


袋に入れる → 片手に持つ → ブンブン振る → ポテトが冷める {某ファーストフードの場合}


袋に入れる → バイクにつむ → ガタガタ揺れる → 具が右に寄る(必ず右) {某牛丼屋の場合}


↑ こんな感じになるので (いえ、不可避です)


なんだかんだで、鮮度というものが落ちますので、店で食べたほうが無難です


しかしながら、我がピザ屋には店内で食べるところがないため、来店されてもテイクアウトしかできません


その昔、それにもかかわらずなぜか伝票に


イートイン(店内でお召し上がり)なる表記がありました(ひゃっほう)←壊れてます



そんなこんなで、ウチの店が駅に近いせいか、宅配だけでなくテイクアウトのお客さんも結構来るのです


まぁ、宅配と比べてそんなにジョーカー(タチの悪い客)は引かないんですが


珍しいお客さんがきたりします


ある日僕は後輩とピザ屋のカウンターで談笑していると、後輩が外を指差し


「?あれはなんですか?」 というではありませんか。


僕はその指先を追うと・・・・・・人です。でもただの人ではありません、外人さん(二人組み)です。


まるで、ラジカセを肩に担いでいそうな黒人さんでした (偏見です)


日本人の特性か、外人さんを見ると妙に英語を使いたくなります


「オゥ、フォーリナー(外国人)」 とぼやき、帰国子女ぶったりして (注:僕は帰国子女ではありません)


その外人さんの行方を気にしていると・・・・・なんてこったい



ドンドン我がピザ屋に向かってきているではありませんか!!(外人コワーイ)



そして、我がピザ屋の前で足をとめ、なにやら話し込んでいるようです。少し笑い声も聞こえます。


しかし、ガラス越しなので、何を言っているのかわかりません。多分こんな感じでしょうか 


(以下想像)


外人A:「オイオイ、ここがピザ屋かい?ハッハッ!小さすぎてホットドック屋と間違えちまったよ」


外人B:「ハッハ!そうだボブ(勝手に命名)、こんな話があるんだ、聞いてくれよ。」


ボブ:「なんだい?」


外人B:「とあるホットドック屋の前で銃撃戦があったらしいんだが、あまりの激しさに


     あたりは血まみれになったらしい。そこで銃をぶっ放してたヤツがおびえきった店主に


     こういったそうだ。 『マスター、もうケチャップの心配はいらねえな』 ってな」


二人:「HAーHAHAHAHAHAHA」(笑い声)



(想像終わり)


全くもって困りました。どうやって接客すればいいのか?


こんなのマニュアルにありません。とりあえず、いらっしゃいませを英語でなんというのか?


うぇるかむ? ハロウ? ふぁっきゅー?(殺されます)


一斉に店内は外人さんに注目が集まりました。


そして、外人さんが店に入ってきたのです・・・・・


少し長くなりますので、また引っ張ります。 すみませんm(_ _)m


(6時間後にUPする予定です なぜなら今から配達にいかなければならないのです)

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大事な忘れモノ

最近、世の中が物騒のせいか


世の方々はセキュリティなるものに関心が高いですよね。


我が家ではそんな事はどこ吹く風


・窓開けっ放し (しめきってると、酸イイ臭いがします)


・ドアにカギさしっ放し (これは僕と母が常習犯です)



とまさに、「空き巣大歓迎」 と言わんばかりの状態です (逆にこの方が入りにくいのか?)



しかし、ウチのピザ屋ではしっかりと防犯対策をしているようです


・売上のお金を時々持ち帰る (微妙にぬるいです) ←1割くらいもらってもバチはあたりません


・裏口に廃車になったバイクを置き、空き巣が簡単に入れないようにする



ちなみに、我々スタッフも簡単に入れません (きわめて邪魔)



そんなこんなで、今日もピザ屋のヒマな一日が始まりました (ここ何日か本気でヒマです)

で、今日は休憩室でパソコンをさわっていると (ハイ、サボりが悪化してます)


ガラガラガラ (自動ドアが開く音←うまく表現できません) と誰かが入ってきました

お客さんかな?と思い今日は店長が走りました (僕は生命の一服をしていました、すいません)


一服が終わり、さて仕事するかと店内に戻ったところ、先ほど入ってきたと思われる人物が


店長と会話していたのですが、どうもその人物 (ハゲちらかった初老の男性)の様子がおかしい


・・・・・どうやら、怒っているようです。


なんでだと、それに耳を傾けると彼はどうやらマンションの管理人らしく (それっぽい顔してます)


こんなことをいってました


「自分とこのピザ屋 (日本語おかしくないですか?)、ウチのマンションにチラシ入れとるやろ!?」


一つ説明しておかなければならないのですが、マンションの管理人の約70% (ピザ職人調べ)


自分のマンションにチラシを入れられるのを嫌います。


仮に空き室あったとしたならば、大概のチラシ配布人はそこにかまわず突っ込むので


ポストがゴチャゴチャになり汚く見えるからです。 (マメに片付けるのも管理人の仕事では?)


ですから、ポスティング現場を目撃されると70%の確率(くどいですが、ピザ職人調べ)


怒られます。 賢い僕は管理人がいないときを見計らって入れます (これって悪いことですか?)


しかし、僕らは空き部屋のポストには入れないのですが、この初老の男性(以下ハゲ)はたたみかけます


「しかもドアポストに入れよるから、こっちはえらい迷惑してるんじゃ!」


・・・・だってドアポストに入れないとオーナーに怒られますから (最悪クビ)←悪魔です


少しムッとした僕は彼をにらみましたが、すぐ目をそらしました (最弱の人間です)


ハゲはさらに続けます


「入れられんのは嫌やけど、せめてちゃんと奥まで入れといてくれや!!」


よくあるのが、オートロック以外のマンションのドアポストに、中途半端にはさまれているパターンです


   補足 : オートロックではさすがに中に入れないため集合ポストにいれます


これは僕らがちゃんと配っているのをアピールするため (決してサボってるわけではありません)


とか、2重に入れるのを防ぐためですが、なぜこれをそこまで嫌がるのかわかりません


見かけの問題かと思いつつも話を聞きました


「留守中の家やったら、チラシさしっ放しになるから、空き巣に狙われるんじゃ!」


なるほど、確かにそうかもしれません。いつもさしっ放しなら空き巣は


「シメシメ、あそこの家はこの時間は必ず留守にしておるな。キッヒッヒ」 (おそらく蛭子能収みたいな顔)


と判断する・・・・んでしょうか。空き巣の気持ちになんてなったことがないのでわからないですが。


ハゲの管理人はそれらを述べ 「ウチのマンションにはもう入れるなよ」


と吐き捨てその場を立ち去っていきました。


ポカーンとしながらも、ううん、確かにウチが悪いかもなぁと思いました。


しかし、僕もバカではありません (いえ、アホではあります)


こんな提案を思いつきました。



アンタのマンション、オートロックにしたらよろしいですやん(完全に人事)



それができたら、防犯はバッチリ。(多分)


でも、管理人さん、大事なことを一つ忘れてますよ。


チラシ入れんなと言いましたが



お宅のマンションどこですか?(ピザ屋は管理人の顔など覚えていません)



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シャッターの男

来月からはうっとうしい梅雨のシーズンが到来します


そんな6月は宅配業が忙しくなる月です


みんな家にいるから (単純な推測)


しかし我がピザ屋はそのセオリーを裏切って


スンゴイ暇でした (^^)←やはりうれしい


そんなわけで、休憩室でタバコをたしなんでいたのですが (ハイ、サボってますよ)


ふと、電話のなり始めの音が聞こえてきました。


長年やっていると、敏感に反応してしまうものです


出先でピザ屋と同じ電話がなると、無条件で反応してしまいます (いわゆる職業病です)


我がピザ屋では 「電話は2コール以内でとること!」 と決まってるので


ダッシュをかけ電話を3コールで取りました (やる気なし)


・・・・・これは2コールでとらなかったバチなんでしょうか、ジョーカー(タチの悪い客)を引きました


本来、電話を取り 「お電話ありがとうございます、○○ピザ××店でございます」


というのですが、「お電」 あたりでこのジョーカーの声にさえぎられました



「おう、○○ピザ一枚持ってきてや」



という非常に汚れた声が聞こえてきました。


この声には聞き覚えがあります。いわゆるデジャヴというやつです (大間違い)


今まで何度か注文があったのですが、コイツだけは忘れられません


これまでの第一声を思い返すとこんなのばかりです



「おう、○○ピザのL!はよもってきてや」(おだまり)


「おう、ワシや!誰かわかるやろ!?」(知ってますが、わかりません)


「うぉい!何で(電話に)女の子がでえへんのや!?」(かけるとこ間違えてませんか?)



このジョーカーのこと一言で言うと「3U」です (うざい・うっとうしい・売りたくない)←注:こんな用語はありません


さて、ウチのピザ屋では注文をとる前に電話番号を聞くのですが、この人は二回目以降


「そんなモン、俺が言わんでもお前ントコのボス(オーナー)が知っとるわ」


と言い、まるで常連きどりです (常連でもこんな人はいません)


実際問題、電話番号を覚えてるなんてありえません。


覚えていても、自宅の電話番号と好きな女の子の番号くらいです (うーん、思い出す青春の日々)


当然オーナーも覚えておらず、それを伝えると・・・・


あっさり教えてくれました (なんなんだ、コイツは)


でも電話番号の言い方が少々難ありで


「0903-***-****や!」



・・・区切るとこ間違えてます(これは50代以降の人によくあります)



で、住所を確認しようとすると


「シャッターや!シャッターのとこや!田んぼの横や!」


確かに住所には番地の後ろにシャッターと書いてますが


「田んぼの横のシャッター付きガレージにいます。お願いします」とは言えんのか?


敬語というものを忘れさった大人ほど、惨めなものです (これ、マジメな話)


そんなこんなで、ピザを持っていったワケですが


いざ行ってみると、ホントにシャッターの中にいました


中を覗くと 坂上次郎を憎たらしくした感じの老人(おそらく電話の主)を筆頭に2、3人


悠長にラジオを聴きながら談笑をしているではありませんか。


僕は 「ここに、爆弾が落ちればいいのに」 と危険なことを思いながら接客を始めました


僕:「おまたせ・・・しやした」 (すこし寿司屋っぽくしました)


坂上:「おう、よくわかったな。ガハハ。ナンボや?」


僕:「2000円」 (敬語不使用)


坂上:「djfヵjwlfろあいh」←何を言ってるのかわかりませんでした


僕:「どうも」(無愛想)


というやりとりをして帰りました。ええ、非常に不愉快でした


で、店でこのジョーカーの住所の横のコメント欄にこう入力しました



     シャッター連呼・不愉快



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